【体験記】電車好きキッズにぴったりの場所

うちの息子はトーマスが大好き、新幹線も大好き、踏切りの遮断機に萌える、完全な子鉄です。

そんな息子が喜んだのがこちら、「パイナップルエクスプレス」。

概要

ワイキキからノースショアに向かう途中にある「ドールプランテーション」の中にあり、広大な元パイナップル畑の中を走ります。「ドールプランテーション」はDoleが作ったちょっとした観光地で、巨大迷路があったり、お土産物屋があったり。まぁ炎天下の中の巨大迷路も大変なので（笑）、ドライブの休憩がてらに寄ってパイナップルソフトクリームを食べる、というのが定番な感じなのですが、実はここに子鉄を大興奮させる機関車「パイナップルエクスプレス」があるのです！

アクセス

ここへ行くにはレンタカーをオススメします。ワイキキから44キロあるのでタクシーで行くにはちょっと遠すぎる。車でスムーズに行って45分です。ツアーもあります。（ノースショア―を回るツアーの中にドールプランテーションが含まれているものをよく見かけますが、滞在時間が短いのでそれらのツアーではパイナップルエクスプレスには乗れませんのでご注意を。）

見どころ

ドールプランテーションの建物を横目に奥に進んでいくと、踏切が見えてきます。これだけで子鉄たちはワクワク。

チケットカウンターでチケットを買います。事前にネットでも買えますが、サイトは英語のみ。当日買っても全然大丈夫です。大人10.50ドル、4歳～12歳8.50ドル、4歳未満無料。

屋根のあるプラットフォームで順番待ち。私たちが行ったときは結構混んでいて、30分ほど待ちました。普段はこんなに混まないとか。大人はコーヒーでも飲みながら待ちたいところですが、飲食禁止。辛抱強く待ちます。

かなり人が並んでいたのでどうなることかと思いましたが、2台が運航していたので、意外と速く回転しました。1台に40人ほど乗れそう。ちなみに1回の乗車は20分ほど。乗る直前にパイナップルを持たせて記念写真を撮ってくれます。ただし出来上がった写真の購入は有料です。確か15ドルくらい。

ラッキーにも先頭車両に乗れました。景色はこんな感じ。

昔パイナップル畑だっただだっ広い場所を走ります。この日はとにかくお天気が良くて、風は涼しくてポカポカ最高に気持ちいい！

何だかよく分からない古くなった耕作機械みたいなものに子供が一瞬ぎょっとしたり

ちょっとした池があったり

もう一台の機関車とすれ違ったり。

終始平和にゆっくりと田舎の景色の中を走ります。

機関車自体は特筆すべきものでもなく、景色にしたってディズニーランドのジャングルクルーズみたいに手の込んだものがあるわけではありませんが、何がいいって、そこがハワイだということ！！

青空にぽっかりと浮かぶ白い雲、遠くに見えるワイアナエ山脈。日差しはあるけど爽やかな貿易風が気持ちよく、とにかく平和な景色に心も体もほどけてゆく。ハワイの田舎ののんびりした空気を肌でダイレクトに感じられる、超絶リラックスできる20分間。こんなに癒される列車が他にあるでしょうか。息子のために乗りましたが、意外にも親の方がかなり虜になりました。

というわけで、プールサイドでのんびりするのと同じくらい癒し効果のあるパイナップルエクスプレス、ぜひ皆さんも一度行ってみてくださいね。