【子連れ視点で詳細レビュー!】アクア パシフィック モナーク

アクア パシフィック モナークはワイキキビーチから徒歩4分のリピーター御用達のキッチン付きコンドミニアムです。

アクアパシフィックモナーク全景
手前の背の高い白い建物です。奥に見えるのはハイアットリージェンシー。写真:Hotels.com

ハワイに暮らすように滞在できる利点がいっぱい!ただし5つ星高級ホテルのラクジャリー感や最高級サービスは期待できません。滞在先は機能重視!という方にお勧めです。

この記事では独自の子連れ視点で見たアクアパシフィックモナークの良いところと悪いところをご紹介します。

アクア・パシフィック・モナークの良いところ

部屋が広い

お部屋のタイプは二種類で、スタジオルーム(ワンルームのお部屋)とワンベッドルームがあります。

スタジオルームがこちら。

アクアパシフィックモナークスタジオルーム
スタジオ 簡易キッチン パーシャル オーシャン ビューのお部屋。写真:Hotels.com

広さは33 ㎡ です。
クイーンベッド1台かシングルベッド 2 台に、ソファーベッド 1 台で、定員4名です。

そしてこちらがワンベッドルームのお部屋。

アクアパシフィックモナーク ワンベッドルーム
1 ベッドルーム のリビングルーム  写真:Hotels.com
アクアパシフィックモナーク ワンベッドルーム
1ベッドルーム のベッドルーム 写真:Hotels.com

こちらは41㎡ 。

子連れハワイだと、子供を早く寝かしつけたあと、大人はつかの間の自由時間を楽しみたいですよね。部屋で夜景を見ながらお酒を飲んでリラックスしたり・・・
いつも朝から晩まで忙しい日本の日常から離れられる、ハワイ旅の醍醐味です。

それには寝室とリビングが仕切られるワンベッドルームのお部屋が便利。子供を起こしてしまう心配がありません。

またどのお部屋も窓が大きいので解放感があり、高層階であればとっても眺めがよく、昼は海が(他のホテル越しにはなりますが)、夜は夜景が楽しめます。

ただし、8階など低層階になると景色が望めないので、高層階をリクエストすることをお忘れなく!

全室キッチンつき

そして特筆すべきは、すべてのお部屋に簡易キッチンかフルキッチンが付いていること。

「簡易キッチン」があるホテルは多いですが、実はコンロが無く、シンクと電子レンジとコーヒーメーカーだけ、というケースがほとんどです。しかしアクア・パシフィック・モナークには「簡易キッチン」でもちゃんとコンロがあります!朝ごはんに目玉焼きが焼けます!

アクアパシフィックモナークスタジオキッチン
これで「スタジオ」タイプのお部屋の「簡易」キッチン! 写真:Hotels.com
アクアっパシフィックモナークスタジオキッチン パーシャルオーシャンビュー
スタジオ 簡易キッチン パーシャル オーシャン ビュー のキッチン 写真:Hotels.com

私の経験上、子連れハワイにはキッチン付きが絶対的に便利です。ミルクや離乳食中の赤ちゃんはもちろんですが、未就学児や小学生でも外食続きでは胃が疲れるので、ちょっとお湯を沸かせるだけでも全然違います。

子供むけビーチまで徒歩4分

クヒオビーチ
遠浅のクヒオビーチ

オン・ザ・ビーチではありませんが、ビーチまで大人の足で徒歩4分と悪くない距離です。子供も4,5歳になれば自分で歩ける距離でしょう。

またワイキキビーチの中でも、子供にやさしい防波堤のあるエリア(クヒオビーチ)に近いです。

館内におにぎりやさんがある

館内には「いやす夢」というおにぎり屋さんが入っています。なんと日本語が通じます!

いやす夢おにぎり
日本と同じお味でおいしい!写真:食べログハワイ

これがとっても便利!うちの息子はハワイ2日目にしてアメリカンな食事に飽きてしまい、米とお味噌汁を求めてその時泊まっていたホテルからバスに乗ってわざわざここに来たことがあります。

いやす夢 メニューボード
お値段もリーズナブルで嬉しい

様々なおにぎりはもちろん、暖かい豚汁や唐揚げも売っていて、子供の胃が疲れてしまったときの救世主です!
公式サイトのメニューページはこちら>>Musubi Cafe Iyasume Waikiki Monarch

他にもお隣には韓国BBQのプレートランチやさんMe Mar-B-Queや、ポケ丼がテイクアウトできる自然派料理のお店Ruffage Natural Foodsがあります。

Me Bar-B-Que 骨付きカルビプレートランチ
Me Mar-B-Que はボリューム満点でお肉をガッツリ食べたい人にお勧め  写真:食べログハワイ
Ruffage Natural Foods
Ruffage Natural Foodsは野菜がたっぷり入ったヘルシー料理が豊富 写真:Yelp

どちらも日本人の口に合う味付けでワイキキには珍しいリーズナブルなお値段の人気店。物価の高いハワイで食費を節約できます。

アクアパシフィックモナークホスピタリティルーム
コンド上階にある眺めのよい共用エリア。テイクアウトしたものを持ち込んで食事をしても。写真:Hotels.com

屋上プールからの眺めが最高

ハワイ旅行でホテルのプールを楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。アクア・パシフィック・モナークのプールは屋上にあり、そこからの景色が360度見渡せる絶景なんです!天気のいい日に行けば、あ~ハワイに来た~って気持ちになれますし、夜は夜景がきれいでロマンチック。

アクアパシフィックモナーク プール
33階にある天空のプール。眺めが最高です。写真:Hotels.com

プールのサイズは小さいですが、温水で、子供が遊ぶには十分。深さは片方から徐々に深くなっていくタイプで、浅いところが約0.9メートル、深いところが約1.5メートルです。

ただ風の強い日には吹きっさらしの強風プールになるのでご注意を。あと日陰がありません。

またプールのある屋上に上がるのに、エレベーターを降りてから階段がありますので、ベビーカーでのアクセスは不向きです。

アクアパシフィックモナーク ジャグジー
温水ジャグジーもあります。 写真:Hotels.com

ビーチから帰ったらジャグジーに直行し体を温めてから部屋に戻る、なんて使い方もできますよ。

バス停が目の前

アクアパシフィックモナーク 近隣地図
近隣マップ

アラモアナ方面に向かうバス停も、反対放免のバス停もほぼ目の前にあるのでとっても便利。

トロリーピンクラインの最寄停車場は「ヒルトンワイキキビーチ前」で、こちらも徒歩3分ほどです。

あと、HISなど多くのオプショナルツアーの集合場所であるハイアットリージェンシーも近いので何気に便利です。

またアラモレンタカーのオフィスは徒歩2分。ハーツレンタカーのデスクも徒歩2分のハイアットリージェンシー内にあります。

リーズナブルなお値段

はい、最後にお値段です。アクア・パシフィック・モナークは建物こそ古いものの、この設備とロケーションのわりに値段がリーズナブル。

スタジオルームで、9月のお値段18,370円~。ワイキキで部屋代1万円台は希少です!

Booking.com予約画面キャプチャ

ワンベッドルームもなんと9月19,249円~とお手頃。ワイキキのワンベッドルームの相場は一泊3万円はしますから、これは破格です。

Booking.com予約画面キャプチャ

是非一度ご希望の日付けで検索してみてください。

Booking.com

以上、アクアパシフィックモナークの良いところでした。

でもどんなホテルでも良いところと悪いところがあります。アクアパシフィックモナークの気になるところも見ていきましょう。

アクア・パシフィック・モナークの気になるところ

建物の古さ

多くの人が挙げるのが建物の古さです。家具もどちらかというと庶民的。ラクジャリー感を求める人には不向きでしょう。

ただお値段が安いため、立地の良さや設備を考えるとお得だと感じる人が多いです。

また順番にお部屋をリノベーションしているようなので、運が良ければ綺麗な部屋に当たることも。

フロントの対応

アクアパシフィックモナーク フロント
フロント 写真:Hotels.com
アクアパシフィックモナーク 入口
正面入り口  写真:Hotels.com

テレビが故障していて対応をお願いしたらやってきたのが翌日だったとか、愛想の悪いスタッフがいたとかいう口コミもありますが、反対に、すぐ問題に対応してくれたとか、フレンドリーでよかったという人もおり、フロントの対応に関しては当たる人や受け取り方によるようです。

私が行ったときは特に気になりませんでしたが、いわゆる5つ星のホスピタリティ溢れるホテルのとってもフレンドリーな接客ではなかったのは事実です。ただ現地のスタッフが普通に仕事をしているという印象(笑)

また常勤ではありませんが日本人スタッフの方もいます。運が良ければ日本語で対応してもらえるかも。

駐車場が要注意

アクアパシフィックモナーク 駐車場
正面入り口向かって右側、赤い矢印のところがパーキングへの入り口。スロープを登ります。
画像出典:Google Map Street View

アクア・パシフィック・モナークの駐車場はホテルと同じ建物内にありますが、実は公共駐車場です。ここの利用に関してホテルは関与できない、と公式HPにも記載があり、駐車場料金をフロントで支払うこともできません。

利用方法は、駐車場入り口のスロープを上がったところにある券売機であらかじめ利用したい日数分の料金を支払います。24時間出し入れ自由で一日30ドルです(2019年5月時点)。

支払い方法は、クレジットカードはアメリカ発行のものしか使えないので、日本人観光客は必然的に現金のみとなります。またお釣りが出ないのでぴったりの金額を用意していく必要があります。

発券された駐車券をフロントガラスのところに外から見えるように置いておきます。

実はここの駐車場、レッカーされやすいことで一部では有名なんです。

私も一度、駐車券をうっかり裏向きに置いていただけでレッカーされてしまったことがあります(涙) 他にも駐車時間をほんの少し過ぎただけでレッカーされたという話もよく聞きます。

ちなみにレッカーされてしまったら、ホテルのフロントに言うと、レッカーされた場所を書いた紙をくれます (そんなのが用意されている時点で相当慣れている(笑))。

ただフロントの人は紙をくれるだけでなんとかしてくれるわけではありません。自分でそこにタクシーで向かう必要があります。

ちなみにその場所は空港に近い工場が立ち並んだものすごく殺伐としたエリア( 2012年の情報です)なので、バスで行くのは難しいと思います 。金網フェンスで区切られた場所に沢山の車が並んでいます。

入口にプレハブみたいなオフィスがあり、そこにいるおじさんに自分の車種とナンバープレート(レンタカーだとキーに書いてありますよね)を伝えると車をだしてくれて、レッカー代として確か200ドルくらい支払った覚えがあります。

しかも私はその日ハワイ島に行く予定だったので、飛行機に乗り遅れました。日本への帰国日だったらほんとシャレにならないですよね。

ただそういううっかりが無ければ何も問題なく利用できて、路上駐車よりも安全な駐車場なので、皆さんはしっかりご注意のうえ賢く利用してくださいね。

シャワーヘッドが固定の部屋とそうでない部屋がある

小さい子連れだと、シャワーヘッドが固定かどうかは実は大きな問題。水圧が高いと(低くても問題なんですが)子供にとっては迫りくる大きな滝のような状態になって、うちの息子は怖がってシャワーに入ってくれませんでした。。。

アクア・パシフィック・モナークには固定ヘッドのお部屋とそうでないお部屋があります。もしシャワーヘッド固定じゃない方がよければ、予約の時にリクエストするといいかもしれません。もしくは、バケツを持っていきましょう。ビーチでの砂遊び用と兼用できますし。

またアクア・パシフィック・モナークで多くの方が戸惑うのが、固い蛇口。シャワーを出す浴槽の蛇口が、アメリカで昔からよくある引っ張るタイプです。固いので引っ張り切れず、水圧が低いと勘違いする人もいるようです。心して引っ張ってください!!

フライパンがない部屋がある

キッチンがあるのにフライパンがないってどないやねん! とつっこみたくなる、ハワイ特有の緩さ(笑)

大抵の部屋にはフライパンはもとより、炊飯器からお皿からひと通り揃っているようなのですが、一部のお部屋にはないみたいです。

子連れハワイでせっかくキッチン付きを選んだのに料理できないとなったらとっても困りますよね。予約時に確認するといいかもしれません。

エアコンうるさい

おそらくワイキキの宿泊施設のおよそ8割で問題になる、エアコンうるさい問題、このコンドも同様です。

ワイキキにある建物はほとんどが築40年とか、下手すると60年とかのものもあります。

設備が古いところはもちろん、リノベしたてのところでも、アメリカのエアコンは日本のエアコンに比べてうるさいです。

夜は比較的涼しくなるのでエアコンを止めて窓を開けて寝るとか、音に敏感な人は耳栓を持っていくなどの対策があると安心ですね。

歯ブラシとスリッパとお箸がない

日本人ならあって当然と考える上記3つがありません。持っていきましょう♪

まとめ

以上、子連れ視点で見たアクア・パシフィック・モナークの良い点と気になる点でした。

滞在先に何を求めるかによりますが、このコンドは費用対効果が高いコンドだと思います。いくつかの気になる点も、対策次第でなんとかなりそう。

予約は早いほど安くなるので、気になった方は一度値段チェックしてみてくださいね。

Booking.com

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