オアフ島とマウイ島でダラーレンタカーを利用した体験談

ダラーレンタカーには複数の島でレンタカーをする場合に断然お得になる、「マルチアイランドプラン」というものがあります。今回はオアフとマウイでこのプランを利用しました。

事前にネットで口コミを調べたら、ダラーレンタカーは現地カウンターでの保険などの勧誘がすごい、という声が多かったので少し警戒していましたが、それについての私の体験もご紹介したいと思います。

オアフ島のレンタカーシャトル乗り場

まずは、ホノルル空港でのレンタカーシャトルの乗り方から簡単にご説明します。ほとんどのレンタカー会社のオフィスは到着ターミナルから少し遠い場所にあるのでまずはシャトルに乗らなければいけません。

シャトルの乗り場は個人の到着出口を出て、目の前の道路の中央にある歩道のところにあります。(団体出口に出てしまうとまた場所が違うのでご注意を。)

国際線個人出口 出典:Google Map Street View

目の前の道路の中央の歩道(中州?)まで横断歩道を渡ります。

矢印のところまで渡る。写真左が先ほどの出口。右側は駐車場。

中州を右方向に少し歩きます。タクシー乗り場を通り過ぎると・・・

タクシー乗り場

前方に、「RENTAL CAR SHUTTLE PICKUP AREA」と青い看板のある柱が見えてきます。

レンタカーシャトル乗り場

到着出口からここまで100メートルもないと思います。この柱の付近で待っていると、シャトルがやってきます。

ここはレンタカー会社を問わず、すべてのレンタカーシャトルの乗り場になっています。お目当てのシャトルが来たら手を挙げるなどして合図してください。合図しないと時々素通りされてしまうことがあるのでご注意を。

どのシャトルも10分間隔くらいで巡回しています。

ホノルル空港のダラーレンタカーオフィス

ダラーレンタカーオフィス 出典:Google Map Street View

私たちは朝11時くらいに到着しましたが、オフィスはお客さんもいなくてがらんとしていました。すぐ受付をしてもらえました。

日本で「マルチアイランドプラン☆らくらくプラン(日本払い)」というのにネットから申し込んで支払いも済ませ、予約確認書を印刷して持っていきました。

このプランは複数の島でのレンタル期間が一続きとして換算されるので、複数島でのレンタルの場合は他のレンタカー会社に比べて圧倒的にお得です。そしてフルフルの保険と追加運転者とガソリン満タンとロードサービスが付いてくるので、心配ごとを残したくない私はいつも利用しています (回し者ではありません) 。

関連記事:「ハワイのレンタカー、保険はつけるべき?わかりやすく解説

カウンターでの勧誘

事前にネットで口コミを調べたら、カウンターで保険に入るよう脅されたとか、かなり強めに勧誘をしてくるというレビューが多くみられました。

今回私が申し込んだのはフルで保険が付いてくるプランなので、もう追加の勧誘はないはずなんだけど。。。

ちょっとドキドキしながら印刷した確認書を見せると、パスポートとクレジットカードを出すよう言われ(これはどのレンタカー会社でも同じです)、その後は何も言われることなくただ無言で手続きが進みました。

どうやらすべて滞りなく終わりそう、とほっとしたそのとき、車種のアップグレードをしないかと聞かれました。

私が申し込んだのは一番小さいエコノミーサイズ。息子と二人だったのでそれで充分だったのです。

でもそれが、「トランクがカバーされていないから外から荷物が見えて車上荒らしにあうよ」というのです。要するに、ハッチバックタイプだから後部座席の後ろに荷物スペースがあり、トランクが独立していないから窓から荷物が見えると。

出ました脅しまがいの勧誘です!でも正直そういわれるとちょっと心配になってきました。英語がわからないと思われているのか、大きな声で単語を並べて言ってくるので余計威圧的に感じます。

でも大きなスーツケースはホテルに置いて移動するし、バッグは持ち歩くし、特に心配ないと思いなおし、「ノーセンキュー」と笑顔で返すと、それ以上深追いはしてきませんでした。

実際に借りた車

その時あったエコノミ―サイズの車は、ヒュンダイかシボレーだったのでシボレーを選びました。

こちらです。シボレーの白のSparkです。

2018 Chevrolet Spark: Angular Front
写真出典:U.S. News

確かにハッチバックになっていて後ろのトランクは独立していませんが、上にカバーが付いているのでリアガラスから荷物が丸見えなんてことにはなりませんでした。

エコノミーサイズとはいえ日本の軽自動車よりも断然大きくて、運転もしやすいし、このクラスで十分でした。

大きなスーツケースが二つは入らないと思いますが、一つは大丈夫でした。

レンタカーを返却するときも混んでいなくてとてもスムーズでした。ちなみにレシートはなぜかHertzでした。ダラーとHertzは同系列のようです。

マウイ島のダラーレンタカー

次にマウイ島のダラーレンタカーでの手続きを紹介します。日本でマルチアイランドプランをネットで申し込み、支払いを済ませた場合です。

カフルイ空港のレンタカーシャトル乗り場

荷物をピックアップして外に出ると、レンタカー会社のカウンターが並んでいるのが見えます。

外側から見たところ。見えにくいですが矢印のところがカウンター。写真右手に荷物のピックアップエリアがあります。

カウンターには人がいたりいなかったりです。でも日本で予約していけばここで手続きをする必要はありません。

そこは素通りして、カウンターの建物の右手の隙間から建物の裏側に出ると、大きな広場があります。そこがシャトル乗り場です。たくさんの人がそちらに歩いていくのですぐわかると思います。

シャトルは頻繁に来るので、お目当てのものに乗りましょう。

カフルイ空港のダラーオフィスの勧誘

マウイ島カフルイ空港のダラーレンタカー 出典:Google Map Street View

こちらでも、印刷した予約確認書とパスポートとクレジットカードを見せたら、特に滞りなく予約が進みました。

ここでは確か、緊急医療保険を勧められました。これは、「 レンタカー利⽤中に、契約者(ドライバー)および同乗者が事故以外で治療にかかった医療費を負担する保険 」だそうです。

つまりレンタカーに特に関係なく普通に病気になったとき用の保険です。海外旅行保険でカバーされる内容だったので(むしろなぜレンタカー屋にそんな保険があるのか疑問)、また笑顔で「ノーサンキュー」と断って事なきを得ました。

「らくらくプラン」は必要な保険は全部含まれているので、実質お勧めできるのがその保険くらいだったようです。

カウンターの人は必ず何かお勧めしないといけないノルマでもあるのですかね・・・

マウイ島で借りた車

マウイ島で借りた車

こちらもエコノミーで申し込んでいましたが、出払っていてコンパクトサイズの「ニッサン・バーサ」を借りられました。

大人2人と子供一人乗って、ハレアカラ往復しても全然大丈夫なパワーでした。

また、ガソリンは、空港からからカアナパリへの往復一回と、カアナパリからハレアカラへの往復一回しましたが、4分の1くらい残りましたので旅の途中で給油する必要はありませんでした。

レンタカーの返却も非常にスムーズでした。

総合評価

ダラーレンタカーを利用した私の感想は、とっても良かった!でした。

心配していたごり押し営業も「らくらくプラン」で支払いを済ませていけば簡単に断ることができたし、車の状態も選べる車種も特に問題なく。

たまたまかもしれませんがカウンターが空いていて、借りる時も返却時もスムーズだったのもよかったです。

何よりトータルコストが安く済んだので、次回も複数の島でレンタカーする場合はダラーを利用しようと思います。

以上、ダラーレンタカーを利用した体験談でした。利用を検討されている方の参考になればうれしいです。

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