子供でも行けるハワイのハイキングコース3選

ハワイは海もいいけど、山もいいんです。
日本でハイキングに出かけようとすると、登山口まで遠かったり、一日がかりだったり・・・

でもハワイにはワイキキからすぐ近くて、簡単なのに景色がとってもいいハイキングコースがたくさんあります。程よくチャレンジ感もあり、登り切った時に目の前に広がる景色は、子供の記憶にずっと残るはず。
子連れアクティビティに、ハイキングは絶対おすすめです。

幼稚園児でも行けるハイキングコースを3つご紹介します。

①ダイヤモンドヘッド・トレイル

ワイキキからのアクセスが良く、全行程が整備されたトレイル。子供でも分かりやすいハワイの象徴なので、帰国後もダイヤモンドヘッドをテレビなどで見かけるたびに、「あ!ここ登ったよ!」と鼻高々です。

(1)行き方


ワイキキからタクシーで約15分。20ドルほど。駐車場も整備されているのでレンタカーでも。トロリーでも行けますが、動きやすさ、値段、時間を考えると断然タクシーがベター。
最寄りのバス停からは若干離れているので、子連れにはバスはお勧めしません。

(2)行程

大人の足で片道30分。フラットな舗装道ではありませんが、全行程が整備され、危ない箇所にはフェンスがあるので大人がついて歩けば子供でも安全です。階段が多数あり、暗いトンネルも少しありで、バラエティに富んだトレイルです。基本的にダイヤモンドヘッドの山肌を歩き、時折視界が開けた個所があります。頂上からの景色は抜群です!4歳児の登山デビューにダイヤモンドヘッドがお勧め

こちらはオフィシャルサイトより、トレイルの概要がとってもよく分かる動画です。

(3)準備

午前中でも暑くなるので、一人最低でもペットボトル一本の水と、帽子日焼け止めが必須です。ロコの中にはビーチサンダルで登る人もいますが、足を挫くといけないので運動靴を履いていきましょう。草むらはないので短パン、半そででもOKです。小腹が空いたときのためのスナックがあるといいでしょう。売店は、飲み物、かき氷、パイナップルやポテトチップスなどのスナックを売っている売店が1店のみ。朝早いと開いていないこともあるので、持参する方が安心でしょう。

トイレもトレイル内にはないので、トレイル開始口にあるトイレで済ませましょう!

②マカプウ岬

海を眺めながら歩く、全行程が舗装された、幼児でも歩きやすいトレイル。
視界いっぱいに広がる水平線からは鯨が見えることも。ただし炎天下、かつ売店もないので、準備をお忘れなく。

(1)行き方

駐車場が整備されているのでレンタカーがベストですが、なければワイキキからタクシーで30分、40ドルほど。
バスで行くと1時間50分もかかるうえ、最寄りのバス停から1.3キロも高速道路の狭い路肩を歩かなければならないため、子連れにはバスは不向きです。ワイキキトロリーもありますが、こちらもバスと同じ理由で不向きです。

(2)行程

片道1.6キロほど、大人の足で登り45分ほど。全行程が綺麗に舗装された幅1~2メートルほどの道なので、後ろから来る人を気にせずマイペースに登れます。またベビーカーを押して登る人もいます(赤ちゃんの日差し対策はお忘れなく!)マカプウ岬の崖に沿って歩き、ゴールの灯台まで緩やかな登りが続き、終始真っ青な海が見渡せます。フェンスがないためその点は若干危険。子供が勝手に走って落ちないように気を付けましょう。とはいえ、道幅があるので普通に歩ければ大丈夫。

途中にはこんな看板があり、冬には遠くで鯨が見えることも。双眼鏡があるとキッズのテンションも上がります。(我が家はこちらの子供用双眼鏡を持っていきました。軽くてお勧め。)

ゴールは圧巻の360度パノラマ。こんな「青」見たことない!というほどの海の綺麗さに圧倒されるでしょう。この感動、是非体感してみてください。

(3)準備

日陰が無く炎天下なので、帽子日焼け止めをお忘れなく。舗装道路なのでビーサンでも大丈夫ですが、運動靴が安心でしょう。売店は近隣にも同中にもありませんのでちょっとした食べ物もあると安心です。尚、駐車場が少ないので、すぐにいっぱいになります。早朝に行くか、しばらく待つか(回転は結構速いので)する必要があります。

あと、トレイルにも近隣にもトイレがありません!オムツ卒業した子は出発前に済ませる必要ありです。

③マノアの滝

ハワイのみずみずしい「トロピカルフォレスト」を味わいたいならこのコース!
ゴールにある大きな滝は、子供の目にはとっても壮大に映るでしょう。マイナスイオンを一杯浴びよう!

(1)行き方

・タクシー:20ドル程、20~30分程。渋滞しやすい道を通るので、ラッシュ時間を避けられるなら避けましょう。ちなみに朝のラッシュは朝5時半~8時半、夕方は3時半くらいから始まります。お迎えに来てもらえるようお願いしておくのを忘れずに。

・バス:バスでも行けますが、最寄りのバス停から少し歩く必要があったり、本数が少ないうえに時間通りに来ないバスに振り回されたりするので、子連れにバスはお勧めしません

・レンタカー:駐車場があるのでレンタカーもお勧めです。カーナビか、スマホの地図をお忘れなく。

・ツアー:辺鄙なところにあるのでツアーに任せてしまうのが一番安心といえば安心。ここが評判いいです。送迎と案内とお弁当がついて大人64ドル、3歳以下無料。

(2)行程

片道1.3キロ、大人の足で40分程。いわゆる「山登り」で想像するような山道ですが、ルートはとても分かりやすく迷うことはありません。登山者もたくさんいます。マノアは虹の町と言われるほど常に雨が降ったりやんだりしており、トレイルも濡れていることが多いです。
トレイル沿いにはコーヒーの木やジンジャーなど、日本では見ない珍しい植物がいっぱい。図鑑を片手に登ってみると新たな発見があります。(我が家はこちらを持参しました。ハワイでよく見る植物がいっぱい載った花図鑑です。)
ただし大雨が降った後はトレイルが水浸しなことがあるので、小さい子連れの場合は気を付けましょう。また、滝つぼはとっても気持ちよさそうでつい泳ぎたくなりますが、バクテリアの関係で泳いではいけません(泳いでいる人もいますが、バクテリアっていうのが気になりますよね)。子供が川の水を飲まないように気を付けましょう。

(3)準備

日差しは上記2つのトレイルに比べれば柔らかいですが、やはり喉は乾くのでは必須。滑るし、石がゴツゴツした部分も多いのでしっかりした運動靴を履いてください(ビーサンで登っている人もいますが)。ちなみに土が赤土なので靴に着いた汚れはなかなか消えませんのでご注意を。急な雨で濡れることもあるので着替えとタオル。あと山の中なので虫よけがあれば安心です。

トイレはトレイルの入り口付近に公衆トイレがありますが、ちょっと見た目入るのに躊躇する感じです。駐車場の近くにある売店内にもトイレがありますので、ここを利用する方がいいでしょう。

以上、子連れにお勧めのハイキングコース3つをご紹介しました。どのトレイルも個性があって最後には素敵な景色というご褒美が待っています。大自然をより近くに感じて子供の情操教育にもなるでしょう。ぜひ、次のハワイで行ってみてください。

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